ころぼっくるひゅってでは、灯油ランプは実用品。ヘッドランプは必需品

台風6号が去った。関東や甲信でも遅からず梅雨明け宣言が出るだろう。

何年前だったか、あの時も台風だった。
ころぼっくるひゅってのダイニングルームで私と友人たちが当主と談笑中、突然の停電となり部屋は一瞬にしてブラックアウトした。
だが当主は会話を中断させることなく、すかさず数個のランプに火を灯した。
煙草に火をつけるように、慣れた手付きで。
その所作があまりにも鮮やかだったので、すべてのものが瞬時にして見えなくなっても、うろたえる者は誰一人いなかった。
ほどなくして電気は復旧したが、このまま停電が続いていたら、ザックの中からヘッドランプを取り出して小屋の中を行き来していたはず(それはそれでよいのだが)。

ころぼっくるひゅってでは灯油ランプは実用品。
宿泊者にとってヘッドランプは必需品。
霧ヶ峰といえども、お忘れなく。
ヘッドランプ。
山の常識ということで。

写真:ころぼっくるひゅってダイニングルームの灯油ランプ。リクエストをすれば灯してもらえる。
ころぼっくるひゅって【灯り】

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